先行上映で観てきました。
良い3D映画だったと思います。


この映画は、ほとんど3D撮影だろうとは思いますが、2D-3D変換としてLegend 3D社ともう1社がクレジットされていたと思います。
すみません、もう1社は見慣れない名前だったので、覚える前に流れてしまいました(^^;
わかる方がいたら教えてくださいm(_ _)m
もう1社は、
Gener8という会社だそうです。
情報ありがとうございました。

さて、3Dについてですが、総合的に見て良く出来ていたと思います。

序盤~中盤は、若干立体感が薄いというか、アングル的にイマイチというか、3Dを生かしていないように思えました。
今まで通りの撮り方で、“ただ3D撮影しただけ”という感じだったんですよね。

こう言うと誤解されてしまうかも知れませんが、旧作の3D化を否定する訳ではありません。
昔の2D映画でも、立体感を意識したような撮り方をしている作品は、ちゃんとした2D-3D変換がなされれば、魅力的な3D映画になり得ます。

逆に、3D撮影であっても、立体感を意識した撮り方でなければ、あまり3Dの恩恵は受けられないと思うんですよね。
この映画の序盤から中盤辺りまでは、そう感じました。
立体感が良いシーンもありましたけれど、あまり多くは無かったです。

ところが、終盤で化けました(^^;
物語が盛り上がるの同時に、3D的にも見所たっぷりでした。

1ヶ所だけ、立体感がちょっと気になったシーンはあったのですが、おかしかったのか何だったのか良くわかりませんでしたし、パッと見で明らかにおかしいようなシーンは無かったと思います。

ただ、終盤の立体感が良かったとは言っても、期待以上という程では無かったかなという印象です。
スパイダーマンのアクションが中心の3Dですから、まぁ思った通りという感じです。
立体感も、強過ぎず無難な感じでした。
なので、あまり過度な期待はしないでください。

以下1行だけ色反転でネタバレですが、

最後のウェブはもっと飛び出して欲しかった!


さて、内容については…
実は私は、前シリーズはちゃんと観た事がありません(^^;
ですので、前と比べてどうかはわかりません。

序盤から中盤は、3Dもそうでしたが、物語的にもあまり大きな盛り上がりはありませんでした。
と言っても間延びしている訳では無く、物語に必要な要素を丁寧に描いて下準備ををしているという感じです。 
その効果もあってか、私は終盤で少し泣いてしまいました(爆)
ですが、主人公の演技は…なんだろう…
あんまり上手く無いのかな? (^^;
可愛い系のイケメンだとは思いますけれども。 


スパイダーマンなので、物語に暗い部分はありますが、もの凄く重いというほどでは無いです。
3Dは、終盤集中型ですが、良かったです。 
そんなこんなで、アメイジング・スパイダーマン、映画としても3D映像としても満足はできました。

【追記】
吹き替えで観ましたが、どのキャストも違和感無く良かったです。
ですが、日本語版テーマソングは余計だと思いました。