行って来ました、「第20回 3D&バーチャルリアリティ展」。
面白いなと思ったものを、ざっと紹介していきます。

※「doremo3D」については、この記事の後半に記載しています。
 コメント欄も合わせてご覧下さい。

キヤノンのMRシステム
http://www.canon-its.co.jp/mr/

3DSやスマフォのアプリであるようなAR(=拡張現実)
と似たような感じなのですが、
何が凄いかと言うと、
ヘッドマウントディスプレイに3Dカメラが内蔵されていて、
拡張現実が立体視できるんです。

実際に見ているものに、CGが合成されるという感じ。
会場では、椅子に座って、実際には存在しない車に乗る事ができました。
それから、リモコンのようなものを使えば、触ることもできます。


それから、
日本バイナリーのSenseGraphics Display 300
http://www.nihonbinary.co.jp/Products/VR/Haptic/SenseGraphics/sensegraphics_display300.html

これは、3D立体視をしつつ、そこにあるものに触ることが出来ます。
3D映像に干渉するものや、3D映像に合わせて感触を受けるようなものは他にもありましたが、
これの凄いところは、3D空間にあるものに自分から触りに行き、その感触を感じる事ができるところです。
会場では、ペンを持って3D空間にあるブロックに触ると、ブロックによって全く異なる感触を、ペンから感じる事ができました。
つまり、この技術をラブプラスに応用すれば、国民的カノジョに触れる!となる訳ですね。
更に、ペンではなくてグローブなどの形にすれば…
コナミさん、どうなんですか!?
私はラブプラスはやっていないですけれども、
実に盛り上がりそうではありませんか(爆)


それから、
NEWSIGHT Japanが輸入販売を行っている、3Deeslide
http://www.3deecentral.com/downloads/ios

iPhone4/4s用で裸眼で3Dを見る事が出来るようにするセットです。
やっている事はPic3Dと同じですが、こちらは簡単に取り外す事が出来て、専用ケースに収納ができるので、3D以外の時に画面が見辛くなる心配がありません。
3Dの品質も、Pic3Dとは段違いです。
多少斜め線が見えて気になるのと、視野角も広くはありませんが、立体感は問題無いです。
アマゾンだと3906円。
3DeeSlide for Black iPhone4/4S 3DEESLIDE
うーん、もう少し安かったらオススメと言えるんだけどなぁ…
線が見えなければこの値段でもアリだと思うんですけれど。


ついでにPic3D-IIですが…
http://pic3d-2.com/

アレはダメです。
サイドバイサイドの3D動画の再生に対応しているようですが、
まるで自動2D-3D変換のような酷い立体感でした。
貼った状態で2Dを見ていないので何とも言えませんが、貼り付けるタイプですから、取り外しも基本的にはできないと思います。
アマゾンで2480円ですが、買う価値ナシ!

Pic3D-Ⅱ 3D液晶保護シート


最後に、これはビックリしました。
doremo3D
http://www.geocities.jp/doremo3d/

小さいやつを500円で売っていましたが、これ詐欺なんじゃないの?(^^;
すごいそれっぽい事を言っていますが…


見えるのはただ鏡の形に歪んだ映像ですからね(^^;
実際に見せてもらったら、「3Dに見えますか?」と聞かれましたが、ハイとは言えませんでした。
だって、鏡の形に歪んでるだけだもん。
サイコーにあたまわるい(笑)

っていうかこの、パワーポイントをわざわざスクリーンに映して撮影した感じはこういうギャグなんですかね。
プライムフォーカス社の2D-3D変換(スターウォーズ)に張り合おうとしている辺りも愉快ですね。
あ!違うのか!
良く見ると「スターウォーズ」じゃなくて「スターウオーズ」だから、違うのか!
スマートフォーン!!

こっちの動画も良い感じです。


まずタイトルの「.wmv」に凄く突っ込みたい。
そしてこの音楽。
それから、
この人たちの生きている世界のYouTubeでは、3D映像は見れないらしい。
かわいそうに。

ちなみに、HPのトップページ以外の全てのページのタイトルが
「あなたのホームページタイトル」
相当センス高いです。

【追記】
doremo3Dの通販サイトがありました!
http://www.doremo3d.com/

それから、この方法は、映す内容と見える範囲を考えて使えば、3Dっぽく見える技法なのだそうです。
画期的でも何でもなく、かなり古い技法のようですね。
ですが、全画面の映像全体を見える状態では、ただ鏡の形に歪んで見えるだけです。


という感じで、最後はおかしな事になってしまいましたが、3D&バーチャルリアリティ展の感想でした!(^o^)
ここで紹介した以外にも、楽しい展示はありましたので、来年も行けたら行きたいと思います。