観てきました、ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち。 
いや~、凄かった!
外に出てから、無意識に大きく深呼吸をしていました。



まず3Dについて。
3Dを強調するような演出は、無くは無かったという感じなんですが、遠近感のある構図が多いので3Dの見応えは十分。
全編ステレオDの2D-3D変換だと思いますが、良く出来ていました。


では内容について。
海外では賛否両論だとか聞きますし、好き嫌いはあると思いますが、私はかなり好きです。
ティム・バートン監督と、フューチャー&パスト等の脚本家ジェーン・ゴールドマンが上手い具合に合わさった感じ。
ダークファンタジーな世界観とSFチックなストーリーがとても良かったと思います。 
原作があるらしいんですが、ちょっと違うらしくて、それも気になってきました。

導入部分が凄く長いんですが、それでも情報量が多くて間延び感は無く、中盤以降の展開も無駄が無くハラハラしっぱなし。
結構複雑な部分があるので、1度観ただけでは理解しきれないかも。

個性豊かなキャラクター達の描写も良かったと思います。 
襲ってくる敵との戦いも良い感じの緊張感。

それから、吹き替えキャストはベテランばかりで安心して観る事ができました。
メインが宮野真守 花澤香菜朴璐美なので、そちらのファンを取り込む作戦でもあったのでしょうかね。
良いと思います。 
ただ、敵キャラの吹き替えがあんまり有名な人なのもどうなのかなぁとか思ったりはしました(^^;
明らかに知ってる声だと怖さが減ってしまうような。 


という感じで、好き嫌いはありそうですが、私としてはかなりオススメの映画です。
少なくともティム・バートンとフューチャーパストが好きな人なら間違い無いと思います。
ちょいグロなのだけ要注意です。

3Dオススメ度ですが、8くらいかな。可能であれば3Dが良いと思います。
MX4Dと4DXはどうなんでしょうねぇ。邪魔でなければそれでも良いと思いますが…。