3D3D3D -ステレオ3D情報ブログ- : 「ドクター・ストレンジ」 3D初見レビュー

観てきました、ドクター・ストレンジ。
いや～、色々と凄かったです。（良い意味で）

まず3Dについて。
2D-3D変換はステレオDとレジェンド3Dで、いつも通り無難に良い出来でした。
IMAXの大スクリーンだったからそう感じただけかも知れませんが、全体的に視差が強かったかも？
スクリーン面よりもかなり前に出ていた印象でした。
全体の位置がIMAXとそれ以外で違うという可能性もありますけれども。

ネット越しの激しい横パンのシーンが一瞬2Dっぽかった気がしたり、空中の魔法陣を回り込むシーンでギャップがあったりした気がしましたが、気にするような破綻は無かったと思います。
ただ、ホントにホントの最後の方の火花が散るシーンで、火花に変な段差があったような？
あれはミスなんじゃないかなぁ。
他にもちょいちょい粗はあったかな？

ともあれ、全体的に良い出来で、3D映えする演出も結構あって楽しかったです！
特に、イメージ映像みたいなシーンとラストの方の戦闘シーンが凄かったです。
幽体離脱も面白いです。
あと、とある雑踏のシーンではかなり遠くの人までちゃんと3Dになっていたりして、地味に凄いなと思いました。

内容について。
まず、魔法陣を纏った戦闘がかっこいい！
それから、脳内映像みたいなむちゃくちゃな映像表現がすごい！
アートとVFXが融合したような感じでした。
予告編などである、建物や地形がカタカタ変形するような表現も、これ作るの凄く大変なんじゃないかなと思いながら観ていました(^^;

ストーリーも面白かったと思いますし、ちょいちょいMCU的なセリフが出てきました。
ただ、宇宙の法則とかそんなようなややこしい話が多いので、そういうのが苦手な方にはもしかしたら合わないかも知れません。
あと吹き替え良かったです。

という感じで、3D的にも内容的にもオススメと言って良いんじゃないかなという作品でした。
3Dオススメ度ですが、 オススメ度9と言ってしまって良いかな！
ちょっと粗はありましたけどね！

IMAXで3D吹替版が配給されている作品なので、
「もっとIMAXで3D吹替版やってくれたら良いのに」
と日頃思っている人は是非IMAXで観ましょう！