先日観てきました、バイオハザード:ザ・ファイナル。 
面白かったです。
が、色々と思ってたのと違った…。


まず内容について。
前作5の続編なわけですが、実際の所3の続編って感じですね。
なんかもう、4と5っていらなかったんじゃないかなという。 
色々と矛盾もあるし…。

でもまぁ、色々な謎は明かされたし、きちんと終わったなという感じ。
原点回帰という感じもありましたし、1の回想やオマージュもありましたし、良かったと思います。
ただ、「いきなりドーン!」 で脅かすのが多過ぎ!


では3Dについて。
内容については上記の通り面白かったとは思うんですが、演出まで原点回帰してしまった感じなんですよね。
4では3D演出が素晴らしく、5はそこまででは無いものの十分良かったのに、今作はどうした事でしょう。
今回はシリーズで初めて全編2D-3D変換な訳ですが、ポール・W・S・アンダーソンは3D撮影をやめると同時に3D演出を忘れてしまったのか。
揺らしまくりのカメラや細かいカット割りが多く、3Dの事を全く考えていない感じ。
4や5のような3Dが印象的なシーンはありませんでした。 スローも一切無し。

LEGEND 3Dの変換は悪く無いんですが、前2作はちゃんと3Dの見栄えを考えて演出された良い3D映画だったのに、今作は急に、2Dのつもりで作った映画を後から3Dに変換したみたいな感じになっちゃったなと。
他タイトルでも、三銃士はかなり良かったし、ポンペイも良かったのに…。
ポールにはガッカリだよ! 


という感じでした。
全体レベルが高めの最近の3D映画の中では良いとは言えないかと思います。
3Dオススメ度ですが、オススメ度6ってところでしょうか。
内容はバイオシリーズとしては良かったと思うので、シリーズファンは是非。
少なくとも1だけ観てれば付いていける気がします(爆)