先日観てきました、ONE PIECE FILM GOLD
同じ東映アニメーションの昨年の3D映画が7割ほど2Dという状態だったので凄く心配していましたが、今回は全編3Dでした!

 

3Dについて。
セルアニメなので当然2D-3D変換なわけですが、クレジットを観るとキュー・テックとQXDと並んでいたんですけれども、その横に並んでいた会社もそうなのかも?
この2社の名前を観るのは久し振りかと思いましたけど、キュー・テックは去年のプリパラもありましたね。

さてどうだったかですが、去年のアレとは違い、ちゃんと全カット3D化されていました!
それだけでも雲泥の差ですね(^^;
キャラクターは、手や足や顔などの前後感はちゃんとしているカットが多かった印象ですが、そうで無いカットもありましたし、細かいディティールなどはありませんでした。
差はあれど丸みはついていたので、ペラペラという事はありませんでした。

背景は必要最低限という感じでしたが、地面へはちゃんと足を着いていました。
ちょっと変なカットも数カットありましたが、ほとんどのカットがちゃんとしていたと思います。
そこは流石ですね。
奥行きとかは丁度良い感じで良かったです。

これだけ書くと微妙に聞こえるかも知れませんが、演出はかなりちゃんとしていた印象です。
アクションシーンの各種エフェクトとか、カメラワークによる視差の移動など、良く出来ていたと思います。

総合的に言うと、ディティールはほぼ無いけど空間や配置はちゃんとしていて、演出の立体表現は結構良い、という感じでしょうか。


内容について。
まぁいつものワンピースの劇場版の大筋って感じなんでしょうかね(^^;
尺は長いのにむしろ駆け足な感じで、密度があるなという感じでした。
すごくって事は無いですが、十分面白かったと思います。

タレント声優はまぁそこまで酷くは無いかなという感じ。 
いくら満島ひかりでも、あそこまでアニメアニメしいキャラは難しかったんだろうなぁと…。

あとプロのゲスト声優も結構豪華で、特にテゾーロ役の山路和弘さんはかっこ良かった!
ヒュー・ジャックマンの吹き替えでおなじみですね。
この人は吹き替えをやってもアニメをやってもかっこいい。


という感じで、「エンターテイメント」をテーマにしてる?だけあって、結構楽しかったと思います。
あと、この機会に4DXとMX4Dでも観てみようかと思っているので、そちらは改めてレビュー書きます!