ちょっと順番が前後してしまいますが、先にアーロと少年について。
とても面白かった…のですが…

アーロと少年 
 

3Dについて。
良く出来ていました。
見応えのあるシーンもちょいちょいありましたし、視差も丁度良いなという感じ。
ピクサーの作品の中では最も良かったように思います。 


内容について。
個人的に結構好きです。
なんとなく、メリダが好きな人には間違い無いんじゃないかと思います。
キャラクターの心理描写が上手くて、演出も良かったと思います。
アレなんですよね、割と卑怯な手を使って泣かせにくる感じ。
何度も泣きそうになりました。


と、3Dも内容も良かったんですけれども、日本語版エンディングが最悪だなと思いました。
KiroroのBest Friend。
ドリカムのライリーみたいなイメージソングかと思いきや、まさかの日本語版エンディングテーマでした…。

このBest Friend、編曲こそかつてのものとは違っていたものの、曲自体の主張も強いですし、何より連続テレビ小説のオープニングとして半年間週6日テレビから流れ続けた曲です。
しかも「連続テレビ小説 ちゅらさん」は平均視聴率は22.2%、最高視聴率は29.3%という、その後いくつもの続編まで製作された大ヒットドラマ。 
もう、映画を観終わった余韻に浸る間も無く、連続テレビ小説ですよ。
ディズニージャパンは一体何を考えてこの曲を起用したのでしょう。
関係無いんですけど、ちょっとKiroroまで嫌いになりました。 

あと、吹き替えはタレントばっかりですけど、一部を除いてそんなに悪くは無かったように思います。


という感じでした。
せっかくの良い作品に配給がケチを付けていくスタイル。 
スタッフロールが始まったらすかさず外に出た方が良いかも知れません。
3Dオススメ度ですが、 9ほどじゃない気がするので、オススメ度8かなと思います。