先週観てきました、インサイド・ヘッド
冒頭のPVのせいで変なケチが付いてしまいましたが、良い映画だったと思います。

 

まず3Dについて。
相変わらず安定したクオリティでした。
ちょっと距離感が物足りなかったりするところもありましたが、そこまで気になる点はありませんでした。
3Dを強調するような演出もいくつかあり、良かったです。
ただやはり、ラプンツェルやシュガーラッシュのような作品に比べると劣っちゃいますよねぇ。


内容について。
終盤泣きそうになりました(T_T)
そこまであざとく泣かせにくるわけじゃないんですよね。
けど、ジンワリとグッとくる感じ?
そういうのがピクサーの上手いところなんですかね。
最初ヨロコビがナチュラルに嫌な奴に見えるのも、きっとわざとなんだろうなぁ。

しかし、生き物の言動は5つの感情がコントロールしているというような内容なのですが、何だか良くわからないものに操られているような怖さも感じてしまいました(^^;


吹き替えに関しては、ヨロコビは上手かったし合ってたと思います。
カナシミは上手いとは思うんですが、なんだろうこの演技はと思って観ていたんですが、まぁ慣れましたw
タレント声優が多いですが、実力のある役者さんを起用していたので悪くは無かったと思います。


さて、冒頭の例のアレなんですが、そもそもこの映画って各国それぞれ主題歌を作ってるんでしょうか?
本編中でも日本語表記があったり嫌いな食べ物が変わっていたりと、かなり公開各国の文化を気にして製作されたみたいですね。

んで、日本語版主題歌自体が良いか良いか悪いかは別として、冒頭のPVは確かに評判通り「感情が死んだ」状態になりましたw
というのも、バックストーリーも何もなく、ただどっかの子供の顔写真をドアップで見せられても、「何を感じたら良いのかわからない」という感じでした。
まぁつまるところ「感情が死んだ」

あと、私としましては2Dだったのが残念ですね。
2Dの写真を使っても、立体的に配置してたりしたら面白かったのに。

てかその「愛しのライリー」、日本語版主題歌と言いながら、流れるのってその冒頭の謎PVだけなんですね。
本編はもちろん、エンディングでもかかりませんでした。
なんか日本語版主題歌っていうか、日本語版イメージソングと言った方がしっくりくるような。
だから、冒頭のPVを無心でやり過ごせば、その後どうこうという事はありません。

ところで、「この後インサイド・ヘッドが始まります」みたいなテロップが出たのにその後始まるのは短編っていうのは何なんでしょうねぇ。
順番がおかしいんじゃないでしょうか。


とまぁ色々書いてきましたが、ちょっと考えさせられてちょっと泣きそうになる良い映画だった気がします。
3Dオススメ度は、オススメ度7かなぁ。