公開日に観てきました、アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
内容も3Dも良かったと思います。

まず3Dについて。

前編2D-3D変換かな?もしかしたらステレオレンダリングもあったかも知れません。
変換に関しては、ステレオDプライムフォーカスの名前がありました。
このシリーズは今まではステレオDの1社だったと思うのですが、この2社が組むとは珍しいですね。 

変換は概ね良く出来ていたと思います。
時々は粗もありましたし、顔の形に違和感のあったところもありましたが、そんなに気にする程では無いと思います。
ただ、映り込み関係や半透明はやはり変換だと厳しいようですね。

3D演出については、間違いなくシリーズ最高でした!(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは除いて)
ようやく3Dに対してちゃんと向き合ってくれたかという感じ。
飛び回るアイアンマンやスカーレットウィッチのテレキネシス、クイックシルバーの軌跡など、3D的に楽しい演出がいっぱい。
他にも、スローを効果的に使って3Dをしっかり見せてくれるシーンも何度もありましたし、ただ3Dにすれば良いや感が否めなかった今までとは大違いです。 


内容について。

内容は賛否両論かも知れませんが、私は面白かったと思います。
まぁ突っ込みどころはありますけれども、見応えのあるストーリーだったんじゃないかなと。
個人的には、アベンジャーズシリーズでは2番目に面白かったです。
ちなみに1番目はウィンター・ソルジャー。

何より今作は、最初からクライマックスな感じが良かったです。
序盤から全員集合のかっこいいシーンもあって、圧倒されました。
ただ逆に、シリーズの他作品、特にウィンター・ソルジャーを観ていないと、話についていけないかも知れません。
他にも、結構色んなところで他作品との繋がりが出てくるので、シリーズ全部観ておいた方が楽しめると思います。


そんな感じで、内容的にも3D的にも好きです。
3Dオススメ度ですが、オススメ度9かな!
現時点で今年最高だと思います。 

正直、マッドマックスを観た後だったのでもうちょっと立体感強くても良いのになと思いましたが、十分な強さだとは思います。 


あと声優についてですが、米倉涼子さんは以前よりも上手くなっていたように思います。
とは言っても、やはり本来担当していた佐古真弓さんには及ばないと思います。 
宮迫博之さんは悪く無いかと思っていたんですが、気を抜いている演技がまるで酔っ払っているようで微妙でした。
本来担当していた阪口周平さんならそんな事にはならなかったでしょうね。
竹中直人さんはどう聞いても竹中直人さんでした。
先に声だけ聞こえたので、サミュエル・ジャクソンが画面に映ったときの違和感が凄かったです。
本来担当していた手塚秀彰さんは、見た目のイメージにとても良く合った声だったと思います。 
溝端淳平さんはサム・ウィルソンを最初から担当していますが、やっぱり合っていなかったです。
それ以外のプロの方々はとても良かったです。