観てきました、ドラゴンボールZ 復活の「F」
これは3D映画とは言えないと思います。
全体のたぶん7割くらいのシーンが2Dだったと思います。
“パート3D映画”というのでしょうか。
もっと適切な言い方がありましたら教えてください。 



いやー、酷い。
3Dをバカにしているのでしょうか。
邦画初のIMAX 3D対応作品が、まさか半分以上2Dのパート3D映画だとは…。

それにしても、東映アニメーションと言えば、ここ数年でも「ワンピース3D 麦わらチェイス」「トリコ 3D 開幕!グルメアドベンチャー!!」「キャプテンハーロック」と、水準の高い3D映画をいくつも輩出していたと思うのですが、超ビッグタイトル「ドラゴンボール」をついに3D化と思ったらまさかの超低クオリティー。
一体何が起こってしまったのでしょう。

ちなみに、3D化されていたシーンに関しては、いくつかまぁまぁ見応えのあるシーンもあったもののほとんどはビミョーな出来でした。
レイヤーが分けてあって、何となく膨らんでいるだけ。
てか、レイヤーを分けるだけすら3割くらいしかできてないってどういう事でしょう。

しかも3D化されているシーンは動きが無いシーンが多かったですね。
戦闘シーンはほとんどが2Dだったと思います。


内容は、賛否両論あるようですが、個人的にはかなり面白かったです。
3Dオススメ度は迷いなしの1! 

なお、2D-3D変換はどこでやったのかわかりませんが、どうも数人しかクレジットされていなかったように見えました。


【追記】

せっかくの面白い映画に、やる気の無い3Dでケチを付けるスタイル。
これからの東映アニメーションはそういう感じになってしまうのでしょうか…。
ともあれ、ドラゴンボールのこの有様はとても残念に思います。 

てか、申し訳程度に3割くらいだけ3Dにして3D料金を取れば、そんなに3D版に人が入らなかったとしても、3D料金ほぼ丸儲け?