観てきました、ウォシャウスキー姉弟の最新作、ジュピター
まだ伸びしろはあるなと思ったものの、やはりウォシャウスキー姉弟と3Dは相性が良いなと思いました。


まず内容について。
大筋は時々見掛けるタイプの話で、突っ込みどころもありますが、まぁ面白かったです。
ちょっと展開が速いというかややこしい感じもありましたが、大体はわかりました(^^;


3Dについて。
とても良いとまでは言えないものの、かなり良かったです。
10段階で言うと8くらいでしょうか。
(関連記事:3Dレビューでの10段階3Dオススメ度について

たぶん全編2D-3D変換じゃないかと思います。
っていうか、スタッフロールが見辛い!
肩書と氏名が同じフォントでサイズも近く、スペースも無いので、どこに何をやった人がいるのかが分かり辛くて、3D関係のスタッフが全然見れませんでした(^^;
IMDBによると、どうもLegened3DGENER8のようです。

全体的に良く出来ていたと思います。 
3D空間作りは概ね上手く、立体感の見せ方が上手いシーンもいくつもあって、なかなか見応えのある3D映画だったと思います。 
でも、立体感の見せ方はもっと面白く見せるやりようがありそうだなという感じもしました。

あと、宇宙空間の立体感が全体的にイマイチだったかなと思います。
奥が浅かったり、距離感が不自然だったり。 
それから、せっかくのスローのシーンが3D的にはそんなに面白くなかったりして勿体無いなと思いました。


そんな感じで、かなり良かったものの、まだまだ伸びしろはあるなという感じ。
ウォシャウスキー姉弟と3Dの相性の良さは感じられたので、次回作に期待したいところです。

あとこれ、吹き替え版は存在しないようですね。
アクション映画ですし、そこそこややこしい話なので、できれば吹き替えで観たかったところです。 
なぜ吹き替えが無いのか。