昨日観てきました、大津波 3.11 未来への記憶
表現が難しいところですが、観る価値のある映画だったと思います。


この映画は、NHKメディアテクノロジーが、震災の年から毎年、被災地を3Dで撮影し続けた映像の1つの集大成みたいな映画です。
被災地の3D映像は今までにも各種イベントなどで断片的に上映されていましたが、それの長編映画版です。

3Dについては、さすがのNHKメディアテクノロジーという感じでした。
強めの視差でありながら、ズレは少なく。
日本でこのレベルの3D撮影をできるところって他に無いんじゃないですかねぇ。
機材にそこまでの差があるとは思えませんから、センスと気遣いの差なんだろうと思います。
ちょっとレンズの歪みで見辛いカットも少しはありましたけれども。

内容は、今まで断片的に公開されていた映像とは違い、4人の被災者の方にフィーチャーして震災を振り返っていました。
実際の津波の映像(2D)と、被災直後の映像~3年後の映像、被災者のインタビューと、現地での解説で構成されていました。
場所や被害状況はそれぞれですが、みなさん奇跡的・危機一髪で助かったという感じ。


私は気を抜いたら泣いてしまいそうだったので気を付けて観ました。
今では被災地の当時の映像を目にする機会は少ないですし、忘れない為に見ておく意味はあると思いました。
渋谷は終了日未定ですが、終了日が決まっている劇場もあるのでお早めに!
渋谷は結構混んでました。