観てきました、ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口
まぁ微妙でした(^^; 



内容は、美術館の展示物を3Dで映し出したり、それが造られた背景をイメージ映像を交えつつ紹介する感じ。

3Dは、多少の縦ズレがあったりなかったりしつつ、時には大きくズレ時には同期ズレもし、はたまた2カットくらい左右が反転しているカットもありました(^^;
割とダメな部類ですね。

それから、絵画に関しては2D-3D変換されているんですが、これがまぁ出来が悪い。
そんなに手間も掛けてないし、センスも良く無い感じ。
いくら4K撮影だからと言っても、せっかくの美術品を質の悪い2D-3D変換で見せられて何とも言えない気分。

ところでタイトルに「4K」と入っていますが、パンフレットで麻倉怜士さんが名言しておられるのですが4K3Dを上映できる環境は日本の映画館には無いそうです。
つまりこの映画のタイトルの「4K」とは「4K撮影」の意味しか持たないという事ですね。
そんな事言ったら、ハリウッド映画では4K撮影も5K撮影も割とあるんじゃないかと思うのですが…。
 
もちろん、高解像度で撮影してからダウンコンバートをした方が、最初から目標の解像度で撮影するより精細感はありますが、別に今時この映画だけが特別という訳じゃないんですよね。


そんな感じで、なんとも微妙な作品でした(^^;
あと、3D映像で同心円状のものをグルグル回すのはやめて欲しいですね。