観てきました、トランスフォーマー/ロストエイジ
3時間もの上映時間なのに間延びしてないところがすごい。
3Dもなかなか良かったと思います。


さて、3Dについて。
以前から新型のIMAXの3Dカメラを使用すると話題になっていましたが、やはり2D-3D変換のシーンもありました。
とは言っても、空撮のシーンなど輪郭の粗的にも3D空間の作り的にも(こっちは良い意味で)どう見ても変換のシーンもありましたが、カット間での違和感は少なく、正直どっちがどのくらいの割り合いかはわかりませんでした。
3D撮影と2D-3D変換を併用していながら、カットによる立体感のムラは少ないというか。

2D-3D変換に関しては、ちょっと距離感や立体感に違和感のあるシーンもありはしましたが、全体的にバランスは良かったように思います。
3D撮影も、縦ズレもほとんど無く立体感も十分で、良いんじゃないかなと思いました。

3Dの内容は、飛び散るものが多いしアクションも派手だし、なかなか良かったと思います。
どこら辺が「新次元3D」なのかは良くわかりませんが、3Dをウリしているだけの事はあるかな。


内容について。
最初にも書きましたが、上映時間3時間って絶対間延びしてるんだろうなーと思いながら観に行ったのですが、間延び感は全く感じませんでした!
ただ長いw
集中力は切れそうになりましたが、退屈はしませんでした。

今回は、話は前作から続いているものの、人間は総入れ替えです。
相変わらず?ちょっとどうだろうと思うような子供騙しっぽい言い回しや展開もありましたが、面白かったと思います。
しかしそれにしても、「偉いぞバンブルビー!」って、彼を犬か何かだと勘違いしているんじゃないだろうか。翻訳のせい?
あと、相変わらず見えないところで大量の民間人が死んでいると思われます(^^;

ところで知らなかったんですが、米中合作という扱いなんですね。後半はガッツリ中国が舞台でした。
何やら舞台となる場所の契約関係で揉めているようですが、確かになんだかおかしな香港描写でした。
たぶん日本でいうところの「ウルヴァリン:サムライ」みたいな感じだろうと思うのですが、お金が動いていながらあんなような事をやられちゃ怒るのも無理はないでしょうね。
アメリカ人は、「アジア=大都市のすぐそばに高い山がある」、とでも思っているのでしょうか。

吹き替えはベテラン揃いで良かったです。
中川翔子は全然気付きませんでした。まあもう声優みたいなものですよね。


という感じで、長いのでちょっと気軽には観に行き辛い感じですが、ボリュームのある面白いアクション大作だったと思います。
是非にという程では無いかも知れませんが、どうせ観るなら3Dが良いんじゃないかなと思います。