観てきました、300: 帝国の進撃
もろもろまぁまぁだったかなという印象。
前作を観ておいた方が楽しめるのかも?

 

まず3Dについて。

序盤は、スローを効果的に使った演出が多くて、お!いいじゃんいいじゃん!と思っていたんですが、中盤以降3D映えする演出が減ってしまった印象。
無い訳では無いんですが、質・量共に序盤に負けてたなという感じ。

3D映えする演出というのは、既存の作品で言うとインモータルズとかリンカーンに似た方向性だったと思います。
時代設定とか戦闘スタイルによるところでしょうかね。
しばらくこういう系の3Dを観ていなかったなぁと思いながら観ていました。 
そういえば今年に入ってからの3D映画は超人系とファンタジー系の比率が高いような。

この作品はたぶん全編2D-3D変換だと思います。
スタッフロールには、変換としてGENER8の社名とそのスタッフが200名前後でしょうか、載っていました。
アメスパ1の変換はLEGEND 3DとGENER8だったのにアメスパ2にはGENER8の名前が無かったなぁと思っていたら、単独でこれをやっていたのでしょうかね。

変換の荒は無くは無いですが、普通に観ていればまず気にならないと思います。
人の造形は悪くは無いかなという感じ。そこまで分厚くは無いです。
3Dの空間作りは、全体的には特に良くも悪くも無いかなというところですが、序盤では、この立体感いいなぁ!と思ったシーンがいくつもありました。
やっぱり印象に残ってるのは序盤なんだよなぁ…


内容について。

正直ちょっと把握しきれなかったかも知れません(^^;
ざーっと解説から始まって、どこまでが前作の話で誰が今作の主人公なのかしばらくわかりませんでした。
前作を観ておいたらすんなり入っていけたのでしょうか?
つまらなくは無いんですが、特別良かった点や意外性も無かったかな。
あと、あの人はなんでああなる必要があったのか良くわからない。

エロもグロもありますが、そこまで生々しく無いです。

私は吹き替えで観ましたが、山路和弘、朴璐美、湯屋敦子など豪華キャストで良かったです。
吹き替え的な見所は、湯屋敦子のナレーションと朴璐美の悪役っぷりだと思います。
あと、序盤の解説が結構長いので、字幕だったら全然画を見れないんじゃないでしょうか。 


そんな感じでした。
悪くは無かったですし、非SFの3Dに飢えてる人には良いかも知れません。