観てきました、ポール・W・S・アンダーソン監督最新作「ポンペイ」
予告編を見てもわかる通り、身分違いの恋×大災という内容。
どこかで似たような…

  
この映画は吹替えのみの配給なのでしょうか?
吹替え版が見当たらなかったので3D字幕版で観ました。

まず3Dについて。
基本的に3D撮影だと思うのですが、スタッフロールに変換スタッフなどは見当たらなかったので、全編3D撮影かなと思います。
バイオハザードシリーズや三銃士も変換無しでしたっけ。

人の立体感は、シーンによって十分な厚みがあったりハリボテっぽく見えてしまったり様々。
まぁ3D撮影なら仕方ありませんよね。
逆に、シーンに合わせて丁度良い奥行き幅で撮られていて、良かったと思います。
破綻に関しても、やはり時々縦ズレはあるものの、そこまで大きなズレは無かったと思います。
3D撮影のみでここまで少ない破綻かつなかなか見応えのある立体感なのは、さすがポール・アンダーソンという事なのでしょうか。
CGのシーンが多かったというのもあるかも知れませんが。

3D演出に関しては、こういうと不謹慎みたいになってしまうんですが、噴火シーンや津波シーンは大迫力でした(^^;
舞い降ちる火山灰の表現も良かったと思います。
あと、やっぱり斧が飛んできました。
これ毎回やってる?
でも、スローでバーンってなるいつもの演出は無かったかな?
どうせならあれもやっておいて欲しかったです。

結構見応えありましたし、良く出来た3D撮影という感じ。


内容について。
う~ん、スカッとする展開もあって面白かったと言えば面白かったんですが、オススメかというとどうだろうという感じ。
それとあのオチはちょっと…どうなんだろう…(^^;
人によって好みが分かれる内容かも知れません。
あと、主人公とそのライバル的な関係の人物の関係がいい感じでした。


そんな感じです。
ポール・アンダーソンらしいようならしくないような。
でもこれ、もし違う監督が撮っていたら全然違う内容になっていたのかなという気もします。