以前、ドイツ盤に日本語が収録されているという情報を頂いて紹介したブルースカイ・スタジオのEpicですが、注文していたものが届きました。
(※日本では公開予定も発売予定もありません。)
音声も字幕もバッチリ日本語が収録されていました
っていうか、日本語と英語しか選べなくなっていたので、プレーヤーの国籍によって制限が掛かるっぽいですね。
というわけで早速観てみましたので、レビューです。

  

まず3Dについて。 

このタイトルは、シネスコのレターボックスで収録されているのに、結構強めの立体感でした。
これ映画館でこんなに強くて大丈夫だったのかな?と思うくらい。
わざわざBD用に作り直しているとも考えにくいですし。
それだったら16:9にしてるでしょうし。
シネスコが悪いとは言いませんが、3Dの場合だと16:9で収録されているタイトルに比べて画面の狭さを感じちゃいますねぇ。

演出は全体的になかなか良いです。
スピードが速くて3D的にもったいないシーンもありましたが、多くのシーンで上手く立体感や奥行きを見せていたと思います。

3Dの作りについては、シーンによってスケール感や厚みにバラつきがあるように感じたものの、平均以上の良い出来だと思います。
やや距離感に違和感を感じたところもありましたが、埋まったりはしていなかったと思います。

良いは良いんですが、ディズニーやドリームワークスに比べるとちょっとブレがある感じ。

それから、2D-3D変換も併用しているのか、例の急激に立体感が薄くなりすぎるシーンや、カメラレンズの歪みがあるのに3D的なズレは無いシーンとかが気になりました。
3D撮影と2D-3D変換を使い分けているのかな?
2D-3D変換がメインで一部が3D撮影とういキャプテンハーロックの逆パターンでしょうか。


内容について。

森の小さい人達の戦いを描いた物語。ヒロインは人間です。
私的にはストーリーの“のめり込み度”はそこまでじゃないんですが、最後の方はちょっと感動しました。
それから、特に戦闘シーンのモーションなどはかなりディズニーを意識しているように見えて、見ていて楽しかったです。 
あと、女王様の戦い方がかっこ良かった!

ちなみに吹き替えキャストは、高垣彩陽に小野大輔に千葉繁に
立木文彦と、みんなプロで良い感じです。


さて総合的に見ると、う~ん…
オススメという程では無いんですが、
 ●ブルースカイ・スタジオ最新作
 ●3Dは結構良い方
 ●バッチリ日本語収録 
の辺りのキーワードにピンと来た方には良いかも知れません。
ただ、日本盤ももしかしたらもうすぐ出るかも知れませんね(^^;

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