観てきました、47RONIN
日本をモチーフにしてロード・オブ・ザ・リングしてみましたって感じの映画。
内容はまぁまぁ。3Dは久々に目にキました(^^;

 
3Dについて。
基本的には3D撮影だと思うのですが、IMDbを見た感じだと一部ステレオDによる変換のようですね。
正直わからなかったです(^^;
CGと実写のVFXのシーンなんかがそうだったのかな?

3D撮影シーンは、良く撮れてるシーンも多かったものの、縦ズレが発生しているシーンも多く、結構目にキました。
例えば、奥が浅めのシーンはそれほどズレは気にならず、奥が深い実写のシーンでズレがちだった印象。そらそうですね。
奥が深くても背景がCGのシーンはズレは気になりませんでした。
立体感自体は3D撮影ものとしては無難な感じだったと思います。
あといくつか、背景がなんか変な風に左右で違って見えたシーンや、色ズレしているシーンがありました。
森のシーンの木々の立体感は3D撮影ならではだなと思いましたが、ズレに関してはダメですねぇ…


内容は、上でも書いた通り、日本風ファンタジーという感じ。
そもそもファンタジーなのでアレですが、基本的な日本のイメージがそこまで狂ってはいない気がしたのは、脚本段階から真田広之が参加していたからでしょうか。
そんなに悪いとも思いませんでしたが、割と地味だし長いです。
あとどうしても、史実が脳裏にチラついてしまいますね(笑) 

吹き替えは、日本人の主要キャストは本人で、キアヌは森川智之でした。
真田広之は相変わらず良かったです。柴咲コウも意外なほどに上手かったです。
ただ、浅野忠信は少し残念で、菊地凛子は結構残念でした(^^;
ビジュアルは良かったと思うんですけどね。


内容に関しても3Dに関しても良いとは言えないんですが、日本人キャストが大勢で真面目にファンタジーをやっているのは目新しくて面白かったです。
紀里谷監督のGOEMONを思い出しました。