スーサイド・ショップの3Dレビューです。
自殺用品を専門に扱う店を代々経営する一家の物語。
3Dも内容もイマイチ(^^;

 
この映画はどうもフルCGのようです。
というのも、一見手書きのようにも見える不思議なCG。
詳しくはわかりませんが、CGモデルを使っていながら、テクスチャは手書きアニメーションに近いのではないでしょうか。

そんな作風は良いのですが、3Dは何とも微妙な感じ。
店の外観や内装、背景などは概ね良いのですが、キャラクターが微妙。
最初はあえて書き割りなのかと思いましたが、顔や腕などのパーツの距離や斜めはついており、良く見るとキャラクター自体も若干の丸みやディティールはついているよう(^^;
もしかしたら本体は平面だったかも知れません。ちょっと自信がありません。
意図的にそうなっているのだとしたら、表現としてはアリなのかも知れませんが、1本の3D映画として観るには物足りないです。
意図的で無く立体感が薄いのだとしたら、おとなしく2D-3D変換にするべきだったという事になるでしょう。


内容も、どうも微妙な感じ。
最初は良い感じの雰囲気&展開だったのですが、途中からゴールが見えなくなり退屈になり、最後は不時着した感じ。
結論にいたる説得力が無いし、根本的な解決にはなっていないと思うのです。
テーマが難しすぎて処理しきれていない感じ。
でも、ミュージカルのように挿入される歌は良かったと思います(爆)