マン・オブ・スティールの3Dレビューです。
無難に良い出来だったとは思います。



   
まず3Dについて。
ほとんどかもしくはすべて、Legend 3Dによる2D-3D変換です。
最近の2D-3D変換作品にしては珍しく、写実的な2D-3D変換だなと感じました。
立体感を強調して演出するのではなく、3D撮影していたらこうなっていただろうなという感じの立体感。
ですが、背景は深すぎず、キャラクターは薄すぎないようにはなっていました。
悪くは無いと思います。
ギャップは、残っているところもありましたが、目に付くようなところはちゃんと処理されていたと思います。

ただ、そもそも映像の演出が、あまり3Dの事を考えていないなという感じがしました。
カメラはよくブレるし、ブレながらズームもするし。
かっこいいんですけどね。
そんな映像を、頑張って見応えのある3Dにしていたと思います。
ただまぁ、特別良いという程では無いですね。無難に良い。

でも、ブレとかは別として、演出自体はホントにかっこ良かったです。
スピード感溢れる戦闘シーンは、ドラゴンボールのようでした。
バーンと吹っ飛ばされたらビルを幾つも突き破ってドンドンドンドーンみたいな。
ドラゴンボールエボリューションも続いていればサイヤ人編はこんなだったのかなとか、っていうかこのスタッフにドラゴンボールを作って欲しいなとか、そんな事を考えてしまいました。 

ストーリーも、かなりの要素を詰め込みながらも良くここまでまとめたなという感じ。
でも、ストーリーはそこまで重くは無いのに演出が妙に重かったのが変な感じでスッキリしません。 
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