ピクサーの最新作、モンスターズ・ユニバーシティの3Dレビューです。
立体感も良く、面白い映画でした。
ですが…

 
 

 

まず立体感について。
あからさまに飛び出すような演出は無いものの、良くできていました。
遠近感も程良く、キャラクターの立体感もマルチリグで撮影されていると思われ、程良く強調されていました。

しかし…
その副作用かわかりませんが、どうもキャラクター同士の距離感に違和感を感じたカットがありました。
立っている位置の差に対して、キャラクターの距離が近過ぎるような印象が。
マルチリグでキャラクターの立体感を強調した事によって生じた弊害なのではないかと思いましたが、正直良くわかりません。
もしかしたら気のせいかも知れません(^^;

ともかく、明らかな破綻のようなものは見当たりませんでしたし、良かったと思います。


内容について。
前半は、
前作の方が面白かったかなーと思って観ていました。
彼ら二人がどのように巡り合ったかの説明のようなものですから、仕方ないと思います。
ですが、終盤のシーンがものすごいカタルシス!(←使い方合ってますか?)
今までの展開は全てこの為だったと思えるほどの気持ち良さ。
持って行き方がすごく上手い。
映画でこれほど爽快感を味わったのは久し振りかも知れません。


そんな映画でした。
吹き替えは前作同様で、タレントですが良いです。