海外では劇場上映されましたが、日本ではBDスルーで発売された「トップガン3D」の3Dレビューです。
なかなか良くできた変換だったと思います。
※音が無いみたいです。
この映画の2D-3D変換を行ったのは、LEGEND 3D社です。
GENER8社と組んで変換を行う事の多いイメージでしたが、今回は単独のようです。
ステレオアーティストは、ざっと100名くらいがクレジットされていました。
さて、3Dがどうだったか。
総合的に見て、良かったと思います。
同じLEGEND 3Dの「ゴーストライダー2」がクオリティーコントロールの出来ていないチグハグな出来だったので心配していましたが、今回はバランス良くできていました。
変換の予算がこちらの方が高かったという事もきっとあるのでしょう。
では、良かったところ。
3D空間の作りが良かったです。
位置関係の整合性を保ちつつ程よく立体感を強調してありました。
ただ、ちょっと怪しいなと感じた部分もありました。
次に、人物の形が良かったです。
顔の側面がしっかり奥に向かっていて、顔面と耳に距離がついていて、こちらも良い感じに強調されていました。
3D撮影じゃまずこんな風にはなりませんね。
ちょっと形に違和感を感じたシーンもありましたが、造形のムラは少なく、かなり拘って人の形を作ったのではないかと思いました。
それから、戦闘機のシーンが良かったです。
飛んでる戦闘機を望遠で撮影したシーンが多かったですが、それなのに立体感十分(笑)
これも、3D撮影では絶対にあり得ない立体感です。
複数の戦闘機の距離感もしっかりわかりました。
こういう立体感はミニチュアっぽいと嫌う人もいるかも知れませんが、私はこれで良いと思います。
なかなか見栄えの良い楽しい3D映像になっていたと思います。
次に、気になったところ。
まず、2D-3D変換の際に発生するギャップの穴埋め処理についてですが、かなりちゃんとやってはいるものの、やっていない部分も散見されました。
たとえば、顔のアップのシーンでは細かい髪の毛までしっかり浮いているけど、全身写っているシーンでは細かい髪の毛は背景ごと浮いているとか。
また、背景と人はしっかり分かれているけれど、手前の人と奥の人の境目が怪しかったり。
とは言っても、全部完璧にやるとなれば気の遠くなるような作業量なのでしょう(^^;
気になったとはいっても、これだけやってあれば十分かなという気もします。
それから、戦闘機のかげろうや煙の処理について。
これはもう、普通に考えたら2D-3D変換とか無理ですよね(^^;
透けて向こうが見えているんですから、向こうごと浮かせるか何もしないかしか無いでしょう。
それでも、シーンによっては、かなり上手く処理をして、それっぽく見せていました。
ただし、背景の近くまで落っこちてしまっているシーンが多かったように思います。
まぁ仕方ない。
もし完璧にやろうとすれば、背景を一から描き直さなければならないでしょうから。
その他、ちょっと物の造形や人の位置関係が気になったところもありましたが、大きな問題は無かったと言って良いでしょう。
内容については、初めて観たのですが良い映画ですね。
音楽も、80~90年代という感じで良かったです。
あと吹き替えについてですが、塚本高史は声質は嫌いじゃないのですが、演技力が足りない感じですね。
というか、この吹き替えはDVDの時に作られたもののようですが、それ以前の配給版吹き替えというのは無かったのでしょうか?
別バージョンが収録されていたら良かったですね。
GENER8社と組んで変換を行う事の多いイメージでしたが、今回は単独のようです。
ステレオアーティストは、ざっと100名くらいがクレジットされていました。
さて、3Dがどうだったか。
総合的に見て、良かったと思います。
同じLEGEND 3Dの「ゴーストライダー2」がクオリティーコントロールの出来ていないチグハグな出来だったので心配していましたが、今回はバランス良くできていました。
変換の予算がこちらの方が高かったという事もきっとあるのでしょう。
では、良かったところ。
3D空間の作りが良かったです。
位置関係の整合性を保ちつつ程よく立体感を強調してありました。
ただ、ちょっと怪しいなと感じた部分もありました。
次に、人物の形が良かったです。
顔の側面がしっかり奥に向かっていて、顔面と耳に距離がついていて、こちらも良い感じに強調されていました。
3D撮影じゃまずこんな風にはなりませんね。
ちょっと形に違和感を感じたシーンもありましたが、造形のムラは少なく、かなり拘って人の形を作ったのではないかと思いました。
それから、戦闘機のシーンが良かったです。
飛んでる戦闘機を望遠で撮影したシーンが多かったですが、それなのに立体感十分(笑)
これも、3D撮影では絶対にあり得ない立体感です。
複数の戦闘機の距離感もしっかりわかりました。
こういう立体感はミニチュアっぽいと嫌う人もいるかも知れませんが、私はこれで良いと思います。
なかなか見栄えの良い楽しい3D映像になっていたと思います。
次に、気になったところ。
まず、2D-3D変換の際に発生するギャップの穴埋め処理についてですが、かなりちゃんとやってはいるものの、やっていない部分も散見されました。
たとえば、顔のアップのシーンでは細かい髪の毛までしっかり浮いているけど、全身写っているシーンでは細かい髪の毛は背景ごと浮いているとか。
また、背景と人はしっかり分かれているけれど、手前の人と奥の人の境目が怪しかったり。
とは言っても、全部完璧にやるとなれば気の遠くなるような作業量なのでしょう(^^;
気になったとはいっても、これだけやってあれば十分かなという気もします。
それから、戦闘機のかげろうや煙の処理について。
これはもう、普通に考えたら2D-3D変換とか無理ですよね(^^;
透けて向こうが見えているんですから、向こうごと浮かせるか何もしないかしか無いでしょう。
それでも、シーンによっては、かなり上手く処理をして、それっぽく見せていました。
ただし、背景の近くまで落っこちてしまっているシーンが多かったように思います。
まぁ仕方ない。
もし完璧にやろうとすれば、背景を一から描き直さなければならないでしょうから。
その他、ちょっと物の造形や人の位置関係が気になったところもありましたが、大きな問題は無かったと言って良いでしょう。
内容については、初めて観たのですが良い映画ですね。
音楽も、80~90年代という感じで良かったです。
あと吹き替えについてですが、塚本高史は声質は嫌いじゃないのですが、演技力が足りない感じですね。
というか、この吹き替えはDVDの時に作られたもののようですが、それ以前の配給版吹き替えというのは無かったのでしょうか?
別バージョンが収録されていたら良かったですね。
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