中国初のIMAX 3D作品というドラゴンゲート。
ようやく日本でも公開になりました。
でも日本では、IMAXではやらない上に字幕しか無いんですね。
そんなドラゴンゲートのレビューです。


まず3Dについて。
全体的に立体感強いです。
少し強すぎなんじゃないかと思いました。 
しかしそれでいて、薄いカットもありました。

何でこんなカットがこんなに深いの?というカットがあれば、
このカットはもっと深くても良いでしょうというカットもありました。
立体感のバランスが取れていない感じ。 
あと、ほとんど2Dみたいなカットもいくつかありました。

ですが、小さいズレはちょいちょいあるものの、これは酷いというような破綻は見当たりませんでした。
SEX & 禅やなんかと比べると、良く出来てると言っても良いくらいだと思います。
バトルシーン等の立体感も、良かったところは良かったです。

ただ、字幕が時々埋まって見辛かったです。
字幕が、ある一定までは飛び出してくるんですが、一定以上は飛び出さないという感じ。
そして、前に出てきているものをかわして配置されている所もあったのですが、どうどうと埋まっているところもあったという感じ。
あんまり飛び出すと見辛いからという事なのかも知れませんが、埋まっているほうが見辛いんじゃないかと思いました。
シルク・ドゥ・ソレイユは字幕が一番手前に配置された結果、かなりの飛び出しでクロストークもキツかったですが、埋まっているよりは読みやすかったと思います。


最後に内容について。
良くあるチャイニーズ歴史ファンタジー超人アクション。
武狭映画というらしいです。
ワイヤーアクションもそんなにはワイヤー感は無く、CGのクオリティもなかなか。
超人アクションは楽しかったです。
中には、「あ、これマトリックスで見た!」って演出もありました(笑) 

ストーリーは、設定がわかり辛かったり展開がややこしかったりはしましたが、大筋は少年漫画のような展開。 
仲間が増えてってみんなで戦うみたいな。
邦画でもこういうの観たいなと思いました。


という感じで、3Dもストーリーも「良かった!」とは言えませんが、悪く無かったです。 
中国映画、結構レベル高いなと思いました。