今日公開でした!
ミニオンズ
グルー2は、もろもろ良いんだけどシナリオがちょっと…という感じだったので、ミニオンが主役のこれはむしろ期待してます。
このところ全然3D映画観に行けて無いよorz
明日明後日は行けるはず!
頑張って追い付きます!
ミニオンズ
グルー2は、もろもろ良いんだけどシナリオがちょっと…という感じだったので、ミニオンが主役のこれはむしろ期待してます。
このところ全然3D映画観に行けて無いよorz
明日明後日は行けるはず!
頑張って追い付きます!
ステレオ3Dの情報を不定期更新!
一方、こどもの国では3Dシアターの開幕を前に試写会があり、会期中は前期と後期で入れ替わる「プリキュアオールスターズDX3Dシアター」と「仮面ライダー3Dバトルドライブ登場Ver.」を特別に同時上映した。
3D変換を簡単に説明すると、2D映像を左右の視差(ひとつの対象物を見た時の右目と左目の差違)を持つ映像に編集し、深度(奥行き)を加えて立体映像化するものだ。異なる方法論やプロセスを有するさまざまな3D変換技術があるが、エンドロールに「3D CONVERSION」とある作品は全編(もしくは大半の場面)を3D変換した映画である。いまでは実写3D映画の7割以上が変換作品となっている。この1年間を振り返っても、コンピュータの性能(処理速度)の向上により、3D変換の費用は半値近くに抑えられている。しかも変換技術は劇的に向上しているのだ。多くの変換技術用語なかでも重要なのは、ROTO(ロト)とDEPTH(デプス)。ROTOは2D画像内のあらゆる被写体の輪郭取り(トレース)作業のこと。DEPTHは、ROTOによる輪郭を基に白黒映像で3D空間の設計図を作り(黒=奥、白=手前)、細かな立体感をつける作業。このDEPTHを基に右目と左目の画像をレンダリング(コンピュータによる画像生成)し、試写室で立体感を確認していくのである。
「3Dで作りたかったが、当時の技術では実現できなかった」とスピルバーグが語った『ジュラシック・パーク』。その3Dブルーレイが登場した。3D版『タイタニック』の完成度を目の当たりにして、3D化の思いが再熱したというが、その完成度は2D版よりはるかに高い。オリジナル35mmネガから4Kスキャン/4Kワークフロー。3D変換担当は大手ステレオD社(『タイタニック』『GODZILLA/ゴジラ』)。全フレームのステレオ台本とワークブックを作り、膨大な量のROTO作業に取りかかる。DEPTH作業では数か所の変更がなされており、的確な立体感を得るためILMが3つのVFXを新規制作。さらにスピルバーグは雨、霧、煙等の加工も指示している。いずれもオリジナルを損なわない加工となっているが、T-REX登場シーン等で確認できるはずだ。最終の合成作業が完了するまでに9ヵ月を費やし、L.A.とインドのスタジオで従事したスタッフ数は1200名を超える。それでも予定スケジュールと予算を下回ったという。一時期ほど3D作品数は減少したが、大作・話題作では3Dは欠かせない。次回はホームシアターにおける、正しい3D鑑賞の仕方についてのお話。
(文:堀切日出晴/オーディオ・ビジュアル評論家、オーディオ・ビジュアル・ライター)